
損害保険ジャパン株式会社 高知支店
金融業、保険業
SOMPOグループは、未来に向けた対話を通じてステークホルダーと積極的にかかわりあいながら、高い倫理観のもと国際的な行動規範を尊重し、気候変動や生物多様性などの環境問題、人権やダイバーシティー&インクルージョン、地域社会への配慮などを自らの事業プロセスに積極的に組み込むとともに、社会に対して透明性の高い情報を積極的かつ公正に開示していきます。
【グループの2050年温室効果ガス(GHG)実質排出ゼロに向けた取組み】
自社のGHG排出量については、スコープ1,2,3(除く保険引受・投融資)(※1)で2030年60%削減(2017年比)*、2050年実質排出ゼロにする目標を掲げています。その実現に向け、GHG排出において特に占める割合の大きい電力に関して、LED化などの省エネルギーへの取組みに加え、「2030年までに再生可能エネルギー導入率70%」の目標を掲げ、所有ビルの電力を再生可能エネルギー由来に切り替えるなど、目標達成に向けたロードマップに沿って取組みを進めています。
※1)スコープについては以下を示します。
スコープ1:ガスやガソリンの使用など、当社グループが所有または管理する排出源からの直接排出を示します。
スコープ2:購入した電気や熱を生産する際に発電所などで発生する間接的な排出を示します。
スコープ3:当社グループのバリューチェーンのなかで生じるスコープ2以外の間接的な排出を示
します。
2030年:60%削減(2017年比※1,2)
2050年:実質排出ゼロ
※1)2017年度GHG排出量(※3) 412,771 -tCOe
※2)算定対象範囲はSOMPOホールディングスおよびそのすべての国外連結子会社です。また、2023年度のデータ収集の過程において、2022年度以前の数値についてもデータの収集や算出について見直し、再算定を行っています。
※3)スコープ1,2,3(除く保険引受・投融資)を除く
(達成状況をHPにて公表)
2023年度GHG排出量(※)(306,876 t-CO2e)25.7%削減
※)スコープ1,2,3(除く保険引受・投融資)を除く
(2023→2024)
・SOMPOグループ使用電力を再生可能エネルギー導入の取り組み
「2030年までに再生可能エネルギー導入率70%」の目標を掲げ、所有ビルの電力を再生可能エネルギー由来に切り替えるなど、目標達成に向けたロードマップに沿って取組みを進めています。
2021:目標設定
2030年導入率:70%
2050年導入率:100%
(達成状況をHPにて公表)
・9.0%(2023)
※2023年度実績算定時に対象範囲を「主要な国内外連結子会社」から「すべての国内外連結子会社」に拡大し、あわせて2022年度以前の数値も再算定を行っています。(推計算定も一部含みます。)
(2023→2024)
DEI推進の取組み・ジェンダーギャップの解消
社員の自律的なキャリア形成に向けて、意識醸成等を企図した育成プログラムやセミナー等の各種イベントを、ジェンダーを問わず、グループ全体や各社で実施し、女性のキャリアアップを支援する風土と環境を構築しています。
経営上の意思決定における多様性向上を目指し、女性役員比率、女性部店長比率、女性管理職比率を2030年までに一律30%以上とする数値目標を設定
(達成状況をHPにて公表)
2024年4月1日現在の女性役員は、当社では5名(社外取締役3名、執行役1名、執行役員1名)、損保ジャパンにおいては6名(社外取締役1名、執行役員5名)、グループ全体の管理職に占める女性比率は25.5%(※)となっています。
※損保ジャパンでは、継続的な女性活躍の取組みにより、これまで管理職と定義していた「評価業務を受任したチームリーダー以上」の女性比率は、目標である30%を概ね達成しました。今後は、より上位の意思決定層である「リーダー職以上」を管理職と定義し、その女性比率を目標に定め取組みを加速させていきます。
(2023→2024)